語りました『歌人達と歩く音楽の散歩道 音楽でつながる日本とフランスの心』in沼津千本プラザ

『歌人達と歩く音楽の散歩道 音楽でつながる日本とフランスの心』in沼津千本プラザ
これまで「語り」はあったが、進行、演出も担当。

なにせ、テーマが壮大
「日本とフランスの心の共通点」
それを、フランスや日本の歌人たちの作品を通して紐解く、というもの。
唸りましたね。。。

1867年に開催された「パリ万国博覧会」初出店した日本。
鎖国から13年ほど経った時。
与えられたわずかなスペースに飾った漆器や、陶器、衣服、浮世絵などは当時のパリの方々に大きな衝撃を与えたらしく、
それは、アーティスト界においても「ジャポニズム」の言葉で表されるように、大きな転機となったそう。

モネの「水連」は、自宅の庭に作った日本庭園をモチーフにしたものであり、
ゴッホは晩年、日本に少しでも近いところをとの思いから南フランスに移住。
日本の絵画を模写した作品には、「漢字」も正確に描かれている。

そんなパリの歌謡曲といえば、シャンソン。
シャンソンを静岡を代表する歌姫がご披露し、ピアノもシャンソン界の第一人者にお願いした。

ピアノは二人体制。
もう一人いらして、その方のおばあ様は、昔、室生犀星と繋がりがあり、彼の自叙伝に描かれているほど。
その縁から、室生犀星の作品にメロディーをつけたピアノ曲を発表している。
そこで、室生犀星のソプラノ歌手による歌も披露。
ちなみに、室生犀星の生まれ故郷、金沢は、昔ながらの街並みが残る、という共通点から
フランスのナンシー市と姉妹都市を結んでいる。

会場となる沼津千本プラザのすぐ近くにあるのが、「若山牧水記念館」
若山牧水が富士山に駿河湾、松林といった風光明媚なこの地を気に入り、東京より引っ越し、短歌を沢山残した。
そこで、「若山牧水」の作品を紹介、
同じく、昭和を代表する歌人「石川啄木」のうたも披露。
NHKの連ドラでその半生を描かれた「古関裕而」がメロディーをつけたもの。
観客も唸る。

アンコールは、富士市出身の加藤省吾が作詞をした「みかんの花咲く丘」

そして、ステージは語りをする「神谷部屋」を作ろうということで、
ススキを飾った。

こんな内容。。。

正直言って、「無理やりハンドルを切った」感は否めないが、
お客様がとても喜んでくれ、大きな拍手、写真攻めから、
「やって良かった感」は大きい。

ブログに記すのも疲れた・・・(笑)
おなかいっぱい・・。

2022.11.18

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