森友嵐士さん 復活への思い。

元T?BOLANのボーカリスト森友嵐士さんが、病気を克服し完全復活!
サンストリート浜北でスペシャルトーク&ライブ開催。
その司会を仰せつかったこと、光栄です!!

もしかしたら、なるべくして私に依頼が来たのかも・・・。

実は・・・・・。

ギタリスト五味孝さん、森友嵐士さん、
「T?BOLAN」解散当時、声が出なくなってしまった森友さん。
「心因性発声障害」という病気にかかっていたのです。
富士山の麓に移り住み、社会のストレスから身を放し、静かに、時間をかけ、
徐々にその声を取り戻し、見事、昨年ソロとして復活しました。

その過程に、復活に心より喜んでいた人が、わたしのすぐ近くにもいました。
Mちゃん。高校の同級生です。

今年のお正月、久しぶりにあったMちゃんに
「Mちゃん、声変わった?」
「さすが幸恵ちゃん、実はね・・・」と意を決したように話し始めました。

大学時代から、突然、声が出にくくなってきて、病院に行っても原因がわからない。
色々調べていくうちに、「痙攣性発声障害」という病気だと判った。
まだ日本では認知度が低く保険適用外のため治療費は高額。
仕事は支障出るし、でも、周りに、なんて説明していいかもわからない。
子供の場合、声が出なくていじめにあう子もいる・・・。

「ゆきえちゃん、この病気の知名度をあげるために、マスコミで何か出来ないかなあ?」

もちろん、翌日から私はテレビ・新聞の知り合いに、話しを聞いてもらいまくった。

そんな中、「森友さん復活のライブイベント 神谷司会」の依頼。

病気に負けることなく、子育ても仕事も明るく頑張っているMちゃんへの神様からのご褒美だ!
すぐにMちゃんに連絡。
二人の幼子を抱え、森友さんへの手紙と、掲載してくれた新聞の切り抜きをもって手を降る、観客席の彼女の笑顔に私の方がエネルギーをもらった。

森友さんも、Mちゃんに気を遣ってくれて、励ましの言葉を伝えてくれた。
 
普段、当たり前のように声を出しているけれど、
自分の思いを伝えるために、どれだけ大事な役割を果たしてくれているのだろう。
この口から発する言葉、人を傷つけたりだとか、自分を傷つけたりだとか、
絶対しないでおこうと思った。
それだけ、かけがえのないツールなのだから。

声に感謝。ありがとう。

沢山、たくさん、言おう、「ありがとう」

ちなみに、トーク&ライブの模様は、
5日 20時30分?の「K?MIX SUNDAY SPECIAL」でOAされました・・。’

2010.5.4

イベント司会