静岡県観光功労表彰 司会 数値化出来ないもの

静岡県観光功労表彰 司会

県内の観光振興に功績のあった個人や団体を顕彰する表彰式。
毎年司会を担当させて頂いています。

表彰の際、お一人お一人の功績をご紹介するのですが、
ナレーションにおいて、常に心がけていること
・会場にいらっしゃる全ての方がすんなり理解出来るようゆっくりめ(年配の方もいる)
・が、基本、1分という時間割り振りありなので、抑揚をつけて
・映像が浮かぶように、何故なら、観光はビジュアル的に素敵だから!
・対象者に対し、敬服の気持ちを込めて
特に、最後が一番大事かな・・・・

アーティストさんがライブを行う際、しばし聞くこと。
「僕たちが楽しんでないとお客さんは楽しめないからとにかく楽しもうと思う」
正直、このコメントに違和感を感じていたのだが、その違和感は言葉選びのせいだと、自分なりに検証

「一所懸命演奏する。ライブに没頭する。唄うこともギターを弾くことも決して楽しいだけではないけれど、
日頃の難しい課題をクリアした喜びや新しい音が出る楽しさといった成果が出るように、自分たちなりの世界観を創り上げていく。」

同じアナウンスをするにしても、
「自分には出来ないな~、努力されたんだな!凄いな~!」
敬服の気持ちを持っていれば、それは自然と声に表れる。
声は空気を変える、空気は会場の雰囲気を変える、雰囲気は気分を変える、

対象者が受ける、受賞の喜びや感動の大きさも変わってくる。
お料理みたいに「何グラム」と数値化されるものではないけれど、
思い出は感動と共にあることに違いない。胸がいっぱいになった経験ほど思い出は深い。

式典を作っていくスタッフさんとも共有し、
これからも仕事に真摯に取り組んでいきたい。。。

なんだか、、、とりとめの無い文章。

自分への心のメモであ~る・・・笑

 

2021.6.4

イベント司会, 言の葉・言霊