ボールを蹴る激しい音、コーチの叫びともいえる指示、負けて悔しさに歪む顔、
全てがまだ目に、耳に焼き付いている。
16日、時折小雨が降る中、静岡のサッカーの聖地「アウスタ」で行われた
「日韓知的障がい者 サッカーフェスティバル」記念すべき一回目。
障がい者の就職をサポートする会社社長が、
長年温めてきた構想をついに実現させた。
いつも私たちが見ているサッカーの試合。
華やかなプレーに感動し、怠慢なプレーには怒号をとばし、
そして、勝利には歓喜の雄叫び。
障がい者であれ、健常者であれ、スポーツを愛し、試合に勝ちたい、
負けたら悔しい、この気持ちは全く同じ。
韓国のイレブンも、監督も必死さが伝わってきた。
手に汗握り、試合に夢中になっている自分に気付いた。
スタジアムでの初のアナウンスんも熱がこもった。
当日は、サッカーの試合以外にも、
エスパルスの選手によるサッカー教室、観客の方へのプレゼント抽選会、
ダンスのパフォーマンスなど盛りだくさん。
また来年、韓国で開催予定。
様々な意味で記念すべき「歴史を創っていく日」に携われたこと、
大変光栄に思う。
試合後、日韓イレブンが握手を交わす。
‘
2011.12.6