国民読書年の今年は、あらゆる場所で様々な趣向を凝らした「本」に関するイベントが開催されている。とある図書館で開かれた講演会にお邪魔。
同業者の方が、読み聞かせや朗読の効能についてお話され、お気に入りの「詩」を紹介してくれた。
私が大好きな「吉野弘:祝婚歌」「くどうなおこ:あいたくて」も読まれた。
なぜか、涙が溢れて止まらなかった。
その方の声色が、小鳥のさえずりのような優しさで、私の耳が素直に反応し、
最近、ちょっと荒波だってせわしなかった私の心が癒されたのでしょう。
ストレスをためると、涙となって出てくる、そう、涙にはストレスの成分が含まれるといわれているが、まさに、それを自ら実証してしまった、みたい・・・・。
私は、「人を癒そう」との目的でもって朗読や読み聞かせをしているわけでは無いが、
明らかに、朗読の効能に反応している自分がいた。
良かった、行って!
で、反対から見ると?!
「プロ」として、今更ながら、自信をもとうよ・・・かみやゆきえ・・・。
2010.10.12