有料老人ホームのセミナー@静岡グランシップ
データによると、女性は、500人に一人が、100才以上生きる。
男性となると、2000人に一人となるようだ。
それにしても、毎回思うのだが、お爺ちゃんのマイペースさを見習いたい。
トークショーでは、実際に入居されている方が、ステージで入居の様子を話してくれるのだが、前回は、亡くなった奥さんのことを思って、声を詰まらせたお爺ちゃんが・・・。
『だから、この施設に早く入ることが出来てよかった。色々助けられた。』
といった内容だったが、会場の誰もが、お爺ちゃんの心情に心を掴まれ、
パンフレットのどんな説明文よりも説得力があったように思う。
で、今回は、調子よく、ご機嫌にホームでの様子を話していた、おじいちゃん
突然、そう、句読点でもない、言葉の途中で、
おっ、・・・・お茶を飲み始めた・・・・・・!!ではありませんか!!
ゆっくりとペットボトルの蓋を開け、ゴクリと喉を鳴らし、
またゆくっりと蓋を閉め、そして、また話し始める。
いや?、恐れ入りました。
会場の誰もが、お爺ちゃんから目をそらすわけでもなく、一挙手一投足を見つめている。
完璧、お爺ちゃんワールドになっていました。
マイクを握って、司会をしている私は、「その場の空気を読もう」としているのだが、
「空気を作っちゃうお爺ちゃん」
恐るべし!
迎合するのではなく、着いて来させる!
かっこいいと思いました。これぞ人生の達人です。
‘
2010.9.21