静岡市民文化会館を拠点に静岡の人々による完全オリジナル舞台作品を
継続的に創造、発信していくプログラム「ラウドヒル計画」
その舞台を観た。
継続的に創造、発信していくプログラム「ラウドヒル計画」
その舞台を観た。
タイトルは「FLASH~アベハナ ネヴァーエンド」
4年連続中止となっている「安倍川花火大会」がテーマ。
ソーシャルポイント制度が導入されているという
2070年を舞台にリアルの中のリアルという安倍川花火大会を、
知られざる側面から描いた作品。
袋井の花火大会に長年携わらせてもらっている私としても、
仕事や自分の立ち位置を振り返る良い機会をもらったように思う。
『打ち上げろ、シズオカの希望を!』とうコピーも、
観劇後には、出演者のクオリティーの高さと、
文化発信という絶え間ない情熱に感じるさわやかな感動からか、
気高くプライドあるものへと響いてきた。
衆議院選挙という国政参加の日に開催されたというのも偶然の面白さを感じる。
極めて個人的な感想だが、
「オール静岡」を謳っているならば、
音楽も?オール静岡産だったらな~なんて、
結構ハードルが高いことを思ってしまった。
シンディーローパーやジョンレノン、クイーンらお馴染みの名曲が
ドンピシャな心地よいタイミングで迫るように鳴り響き、
スピーカーの前で鳥肌ものだった、
そして静岡の音楽シーンを応援している私だからこその贅沢な妄想でしょうね。
ラストに鳴り響いたイエモンの「太陽が燃えている」は妙に嬉しく感じた。
最後にニヤリと笑ってしまったのは私だけではないはず・・・!
世界が回線続きとなって「可能性」が「可能」になった今、
「静か」に燃えたぎる情熱を「ラウド」する時かもしれませんね!
2021.11.1