朗読のレコ-ディング

ラジオ番組でお付き合いのあるアーティストさんから、
朗読のレコーディングの依頼。
なんでも、ラジオ番組から流れた私の朗読を聞いた
当時、病に伏していたお母様が、
その朗読の歌を口ずさめるまで元気になったとか・・・。
その歌とは、アーティストさんがお母さまを思って作った曲で、
「元気になってね~♪」とのサビ部分がなんとも優しく温かく、時折私の心に鳴り響く。

「神谷さんが朗読してくれたことで、歌いやすい心の
環境が母に整いひろがったと、今も私は思っています。
そんな母は、昨年6月、99才で亡くなりました。
コロナで会えませんでしたが。。。」

そんな依頼にどれほど私の心は震え立ったか!

朗読したのは、ミュージカル劇団に依頼され作ったという楽曲で、
タイトルは、「たんぽぽのわたぼうし」
曲が始まるプロローグとして、
オルゴールの音色にともに流す1分にも満たない歌詞ですが、
わたしなりに、経験なりに、プロの緊張感をもって
望ませてもらいました。

お母様を思うと、ちょっと涙声になってしまいそうだったので、、、
やはり、ここは、プロのしての姿勢で・・・!

好きで取り組んでいる朗読。
それが、このように派生していくなんで思ってもみなかった。

先述のK-mixでOA中の番組「神谷宥希枝のVoice Of Shizuoka」は、
始まってちょうど一年。
朗読の番組をやりたくって、自分で企画書を持ち込んで始まった。

あの時の緊張感が、こんな緊張感に繋がるなんて・・・。

それを実現させてくれた
K-mix元上司、依頼主の加藤様、天国のお母様に心から御礼申し上げます。

そして、その緊張感は、声と心を磨き続ける姿勢を保つことに繋げたい。

今もね、とある本の朗読の練習中・・・なんです!!

思う人がいるから朗読が出来るって、
改めて感じます。

2021.1.14

K-MIX 神谷幸恵の独立宣言, アマチュアミュージシャン大応援!, えほん読み聞かせ', ナレーション, 言の葉・言霊