ふくろい遠州の花火 アナウンスへの思い

今日、袋井駅前を歩いていると、このTシャツを着た方々が電線に沢山の提灯を取り付けていました。大粒の汗を流しながら。。。ボランティアの方々でしょう。

 

いよいよ今週土曜日に迫ってきた「ふくろい 遠州の花火」

私は、毎年アナウンスを担当させてもらっています。

袋井で生まれ育った私は、一際「思い」が入るお仕事です。

先日行われた打ち合わせでは、怒号と共に灰皿が飛びました。。。。??

そう、こんな表現も大袈裟ではないほど、スタッフの方々は神経をすり減らし、当日を迎えます。安全管理を第一にした消防法や警察との取り決めのため、当日の進行への準備に関しては予断を許さないのです。

毎年感じますが、これだけの規模のイベントを、業者という「プロ」ではなく、袋井商工会議所やボランティアの方々が運営するのは、相当凄いことです。

推敲に推敲を重ねたアナウンス原稿、進行表、これを手渡されると、そのご努力に頭が下がる思いです。

大会が終わったその瞬間から、もう、翌年の花火大会の事を考えると聞きますが、それくらいの気合と気持ちが痛いほど感じられます。

http://www.fukuroi-hanabi.jp/index.html

花火大会は世の中で最も贅沢な芸術作品だと思います。

何億というお金が、(もちろん、これは皆さんの汗と涙の結晶ですが)一瞬にして

夜空に散る。人々の笑顔と歓声の中に。。

何万人という人が毎年楽しみにしている。遠くの人も、近くの人も同じものを同じ時に見る。

 

今年も、アナウンスを担当させて頂くことへの感謝の気持ちをエネルギーに変え、

アナウンスの練習にもラストスパートをかけようと思います。

 

 

 

2013.8.9

イベント司会