心を洗う声

ミネハハさんって、ご存じ?

CMソングの女王と呼ばれてる方で、これまで歌ってきたその数3000曲以上。

普段、耳にしているCMソング、あれもこれも「ミネハハ」さんのお声。

ミネハハとは「ミネは水、ハハは微笑み」を意味するネイティブアメリカンに由来する。

商業音楽にピリオドを打ち、現地で正式に授与されたそのお名前から想像できるように、

なんとも優しく、清らかで、美しく、暖かく、心にすっと入ってくる歌声。

 

ラジオでインタビューはさせていただいたことがあるものの、

初めて生で聞くその歌声。

少々ツライことがあった後からだったからか、涙が止まらない止まらない。

泣きすぎて、もうわけわかんなくなってきてしまったくらい。

 

なんなんだろう・・・。

 

「エフブンノイチ  ユラギノコエ」

 

なんて、科学的に証明されているようですが、

私が表現できるとしたら、まさに「魂を揺さぶる声」

 

私の目標は、

「あっ、なんかこの人の声いいよね?ぇ」

って言ってもらえる日本を代表するナレーターになること。

 

そこには、やはり、「落ち着きとか、安らぎ」ってのが必要不可欠でしょう。

 

ミネハハさんとお話しをしていると、

初めて会ったのに、何でも聞きたくなる・・・

               聞いてもらいたくなる・・というか・・・・。

これが、「安心感」ってものなの?目に見えないけど、心が感じてる。

 

おそらく、「商業」とう名分の元、感情というアンテナを最大限伸ばし、伸ばされ、キャッチしなくてもいいものまでキャッチしてしてしまう、

その葛藤から抜け切った、あるいは「受け入れた」というのか、

その時、人間は「人」となり、「自分のアンテナ」で生きていくことが出来るのか・・。

ミネハハさんのちょっとしたトークからそんなことを感じました。

 

「喋り方」はその人を映す鏡である・・が持論ですが、

 

「声」はその人の「人となりを響かせている」ものだと、

 

気づく。

 

 

終わった後もしばらく鼻声だった私は、まだまだ、どーーーしよーーーーもない・・・・。

 

 

 

 

 

2012.2.24

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