SPAC 「魔女プータナの物語」

インドに伝わる世界でも珍しい演劇「ナンギャール・クートゥー」
女性1人で何役も演じ、台詞も無ければ、セットも無い。
大きな動きをするわけではないのに、物語が目の前で進んでいくのが判る。
もちろん、初めに物語の紹介があり、デジタル表示で解説も出るのですが、
何よりも女性の演技に弾き付けられ、魅せられ、呼吸をするのを忘れてしまいそうな
あっという間のステージだった。

何だか不思議な感覚。
いかに「言葉」に端的に的確に気持ちや状況をのせるか、に拘っている私としては、
「言葉なし」の表現に腰を抜かされた思い。

私も「目は口ほどにものを言う」そんな喋りをしてみようか・・・。

ラジオでは無理だ・・・・。
テレビなら!!
いや、おそらく無理だ・・・。怒られるだろうな・・・。’

2009.12.28

日々