私が有識者!?心の中では若干の疑問や不安がありつつ【静岡県犯罪被害者等支援有識者会議】に出席。
県や県警が行なっている犯罪被害者への支援に対し、今後求められる方向性、新たな視点や取り組みについて意見交換する会議。
周りの凄い方達を前に身を小さくしつつ、私なりの意見や考えを述べさせて頂きました。

分厚い資料に目を通すと、犯罪被害者が求めるものの中で一番上位にくるのが『話しを聞いてもらうこと』私の生きる上でのテーマ【聴く耳】ではありませんか!
ここぞとばかりに『聴くこと』『声を出すこと』の効果、重要性について話させて頂きました。
同じく出席されていた、オウム心理教事件でご子息を亡くされたお母様がおっしゃいました。
『神谷さんの言葉がとても沁みました。私はいつ車に轢かれようか、そればかり考えて生きていました。精神がおかしくなり病院をたらい回しにされましたが、どんな偉い先生も全然話を聞いてくれませんでした。大量に貰った薬もやめました。私は同じく被害にあったご家族全員に手紙を書いたのです。』と。
『また会いましょうね!』の言葉と共に。。。
静岡県は全国的においても早く『支援推進計画』が策定され、見舞金制度が整備されるなど多機関による連携がなされ、更に、第三次計画が来年から施行されることが決まっています。計画には、より手厚くなった支援体制、サポート内容が書かれています。
どうか、支援に携わる誰もが『聴く心』を持っていて、マニュアルではない、本当の意味で『聴く』ことがなされ、人間の一番大事である見えない部分のサポートが丁寧に、温かく、なされますように!
強さは優しさ。声は真実。

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2025.10.30